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アテンド ダルメシアン自動車メール

2018年6月号

かわら版
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暑くなったり寒くなったりで、暖房機器をいつしまえばと悩んでいるうちに梅雨が迫ってきました。
衣替えのシーズンでもありますが、早めに実施されている企業もあるようですね。
涼しい服装でお仕事も軽快に!今月も軽快に3記事ご紹介いたします。

・Outlookのお問い合わせメールをExcelでリストに
・スイッチングハブもいろいろ
・コスパ重視で録画向大容量ハードディスクドライブ
★☆ Outlookのお問い合わせメールをExcelでリストに ☆★ ホームページからのお問い合わせメールはどうしていますか?
もちろんお問い合わせいただいた方には都度返信されているかと思いますが、月にどの程度のお問い合わせがあったのか集計したい場合や、特定の条件に当てはまるお問い合わせ数を知りたい場合など、該当する情報がリストにできれば便利ですよね。そしてそれがExcelで操作できれば、強力なフィルタ機能やピボットテーブルなどの利用で分析が捗ります。
では、それをどのように実現するのか… ひとまずExcelが使えればMicrosoftOfficeが入っている場合がほとんど。ならばOutlookでホームページのお問い合わせメールを受信、それをVBAと呼ばれる強力なプログラムを使ってExcelから収集してみましょう。
そう、今月は少し難しいかもしれませんので、時間があるときにゆっくりとお試しください。プログラムと言っても簡易なものですので、難しく考えずに楽しみましょう。
まずExcelを開きましょう。開いたらF12キーを押していきなり保存します。その際ですが、「ファイルの種類」を「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択してください。ファイル名も保存先もわかりやすいものなんでも構いません。
次に開いているSheet1の1行目に見出しを作りましょう。今回は以下のようにしてみました。

セルA1:#
セルB1:受信日
セルC1:件名
セルD1:差出人
セルE1:アドレス

見出しは適当に装飾するとわかりやすいですね。そう、この見出しのデータをOutlookからプログラムで収集してみます。
次にキーボード「Alt + F11」を押してみてください。初めての人は戸惑うかもしれません。プログラムを書く(エディットする)Microsoft Visual Basic fo Applicationsなんて画面が開きました。画面左側には「VBA Project」と書かれたツリーがありますので、Sheet1をダブルクリックしてみましょう。画面中央が真っ白になったはずです。ここにこれからプログラムを書きます  ...が、Excel側のプログラムでOutlookのデータを操作しますので、先にその設定を済ませましょう。画面上部のメニューから「ツール(T)」→「参照設定(R)」をクリックします。「参照設定 - VBAProject」が開きます。「参照可能なライブラリ ファイル(A)」をたくさんスクロールして下の項目をチェックしてください。
・Microsoft Outlook 16.0 Object Library
※MicrosoftOfficeのバージョンで 「16.0」が「15.0」など変わります
チェックしたら「OK」を押して閉じましょう。そしたらプログラムを書いてみましょう。といっても以下のコピペで構いません。

Sub Get_OLData()
	Dim i, j As Long
	Dim objOutlook As Outlook.Application
	Dim objNameSpace, objFolder, objMailItem As Object
	
	Set objOutlook = CreateObject("Outlook.Application")
	Set objNameSpace = objOutlook.GetNamespace("MAPI")
	Set objFolder = objNameSpace.GetDefaultFolder(6)
		
	Range("A2:E65535").ClearContents
	i = 2
	For j = 1 To objFolder.Items.Count
		Set objMailItem = objFolder.Items(j)
		If InStr(objMailItem.Subject, "お問い合わせ") > 0 Then
			Cells(i, 1).Value = i - 1			Rem 番号
			Cells(i, 2) = objMailItem.ReceivedTime	Rem 受信日
			Cells(i, 3) = objMailItem.Subject		Rem 件名
			Cells(i, 4) = objMailItem.SenderName	Rem 差出人
			Cells(i, 5) = objMailItem.SenderEmailAddres	Rem メールアドレス
			i = i + 1
		End If
	Next j
	Set objOutlook = Nothing
	Set objNameSpace = Nothing
	Set objFolder = Nothing
	MsgBox "Finish"
End Sub

※このページを参考にしました:Microsoft TechNet Office Space

今回の場合は、受信トレイ内メールの件名に「お問い合わせ」という文字列が含まれているものを収集してみます。
ここで【注意】!! メール受信の際にルールを設けて別なフォルダに移動している場合や、受信フォルダの下にフォルダを作って整理しているなど、
整理整頓に余念がないかたも大勢いらっしゃいます。上のプログラムは受信フォルダ自体を対象としています。
例えば受信フォルダの下に「お問い合わせ」などの名前でフォルダが作ってある際は、7行目を以下のようにしてください。
Set objFolder = objNameSpace.GetDefaultFolder(6).Folders("フォルダ名")
※"フォルダ名"は対象のフォルダ名を入力
さぁ、これで完了です。テストしてみましょう。画面上部ツールバーの▶をクリックして実行してみましょう。
Sheet1の見出しの下に見出しの項目が収集されて最後に「Finish」が表示されれば成功です。エラーが出た場合はコピーペーストから
もう一度トライしてみましょう。
プログラムを書いたMicrosoftVisualBasic~の画面は右上の×ボタンでいったん閉じます。
シートの画面からプログラムを実行する際には、「表示」タブの「マクロ」から「マクロの表示」と進み、マクロ名の一覧からプログラム名である「Get_OLData」が含まれたマクロを選択して実行すれば、いつでもその時のOutlookメールをチェックして集計できます。「オプション」ボタンでキーボードショートカットを設定したり、シート内にボタンを設置するなど、慣れてくるといろんなことができるのも楽しいですね。
今回は少し難しかったですが、メールでのお問い合わせやアンケート集計などにExcelの便利で強力な機能が利用できますので捗りますよ!
★☆ スイッチングハブもいろいろ ☆★ 最近はネットワーク環境も無線化が普及し、LANケーブルが煩雑に絡まっているオフィスも見なくなりましたが、それでもデスクトップパソコンやNAS、ネットワークプリンタなどの機器の接続にはいまだにLANケーブルを利用する機会も多いです。
さて、複数機器をLANケーブルでネットワークに接続する際に必要になるものが、そう「ハブ」です。「スイッチングハブ」とか「L2スイッチ」などとも呼ばれるものもあります。このハブのおかげでLANケーブルを広く分岐させて複数台のコンピューターの接続を柔軟に行うことができます。
だいたいが一度設置接続してしまえば壊れない限り特段設定や変更を行うこともないため、足元に転がっていたり、デスクの下に隠れ潜んでいたりします。なので気にせず利用している方がほとんどですが、LANケーブルやハブが古い規格のため速度が出ない、通信の切断が稀に発生する
などの問題を抱えていても気づいていないケースも多く見受けられます。今一度確認してみてはいかがでしょうか。
■今使っているスイッチングハブをチェック
・「Giga」や「1000BASE-T」などのギガビット対応表記がありますか?
→100BASE-TXなどの過去の規格のハブは、現在のコンピューターの能力を活かせません。
■今使っているLANケーブルをチェック
・「CAT5」などの古い規格のケーブルはNG、そのケーブルで速度が低下しています。
 「CAT5e」や「CAT6」などのケーブルに交換しましょう。規格名の数字が大きいほど新しい規格でより快適に利用可能。
  また、取り回しを重視した薄いケーブルや細いケーブルはノイズや安定性への影響を考慮すると、固定しての利用には不向きです。
■念のためルーター類もチェック
・いずれの機器も「Giga」や「1000BASE-T」などのギガビット対応していないとそこで遅延するためもったいないです。

では実際にスイッチングハブを購入する場合はどこを気にすればいいのでしょうか。
□ポート数
 LANケーブルの差込口の数です。小さいものだと5ポート、大きなものだと何十ポートもあります。必要な数を備えているものを
 選べばいいですが、接続台数が多い場合はポート数が多いハブ1台で賄うとそのハブから先の機器まですべてLANケーブルをひっぱらないと
 になりますので、例えばオフィスだとデスクの島の数を大元のハブから配線し、そこから先を台数分賄える小さなハブで分岐するなどが
 適しています。
□対応速度  もちろん上記の通りギガビット対応のものを選びます。よほど安いものでなければ今どきはほとんどがギガビット対応です。
□筐体  本体のことです。安価なハブはプラスチック製が多く見られます。それでも問題はありませんが、ポート数が多いものですと、
 放熱性も高くしっかりしている金属製を選んだほうが安心です。
 また机の下や裏で利用するのであれば、マグネット付きが便利です。
□アダプター  ほとんどが一般的な100Vのコンセントを電源として利用しますが、ACアダプター利用と電源内蔵のタイプがあります。
 アダプターが問題なく挿せるスペースがコンセントにあればいいのですが、電源内蔵はスマートに利用できますね。
□ループ検知  机や棚の下に絡まったLANケーブルと一緒にハブが埋もれている環境などでありがちなのですが、増設や移動などあれこれ
 繰り返しているうちにLANケーブルをたどると両方向同じハブに接続されている、これがループです。ループになっているため
 ネットワーク上でパケットが流れ続けダウンするなどの障害が発生します。そのため排除しなければなのですが、規模が大きく
 なるほど管理も検知も大変です。賢いハブであればこのループを検知する機能が付いていますのですぐに特定できます。
□省エネ  一度つなげてしまえば使いっぱなしになるものですので、電源も入れっぱなしになります。今どきの賢いハブは利用していない
 (例えばシャットダウンしたパソコンが接続されている)ポートを判断し未使用ポートとして電力を制限するなどで節電します。
□保証  設置してしまえば普段触ることのないハブですが、故障してしまえば修理や交換が必要になります。
 保証が付いていれば安心ですよね。以下の製品はなんと永久保証です。
 NETGEAR ギガビット8ポート アンマネージスイッチ GS108
 tp-link 8ポート 10/100/1000Mbps デスクトップ スイッチ TL-SG108

用途や設置場所、接続数で選びたいところですが、購入する機会がありましたら上記機能についても確認してみましょう。
正常稼働していれば普段ほとんど触れることのない機器だけに、安定して稼働できるものを選びたいですね。
★☆ コスパ重視で録画向大容量ハードディスクドライブ ☆★ 連ドラにドキュメンタリーにと、見る時間があまり取れないのについついあれもこれも録画してしまいます。
最近のテレビは連ドラ予約も簡単にできるため便利ですよね。そうなると不足するのが保存先のハードディスクドライブ(HDD)。
今どきですと3TBなんて大容量のUSB接続HDDが1万円程度で購入できますが…
それでも足りない!もっと撮りたい!容量を気にしたくない!けどコスパは気にする!
というわけで今回はその欲求を満たす録画向大容量USB接続HDDを考えてみましょう。
メーカー製ですと8TBで2万円強からあるようですね。すごい時代になりました。
例えばSeagate社の3.5インチ8TBのUSB接続HDD STEB8000100はAmazon.co.jpで22,800円(税込)でした。
比較しやすいようにTB単位とすると、2,850円/TB となります。そしてコスパを考慮してケースは別売りのもので。
テレビと電源連動、高速なUSB3.0接続である程度の動作確認があり安価なこれを利用します。
HDDケース 玄人志向 GW3.5AA-SUP3/SV 2,111円(税込 Amazon.co.jp)
大手HDDメーカー2社で大容量HDDを比較
Seagate BarraCuda
8TB19,648円(2年保証)2,456円/TB
10TB44,805円(5年保証)4,481円/TB
12TB63,311円(5年保証)5,276円/TB
WD
8TB2,4800円(3年保証)3,100円/TB
10TB39,800円(3年保証)3,980円/TB
12TB67,708円(5年保証)5,642円/TB
Seagate社の8TBのコスパが抜群ですが、このSeagate BarraCuda 8TBにUSB接続ケースを含めると合計:21,759円、
同社のUSB接続HDDであるSTE8000100が22,800円… その差1,041円 それにAmazon.co.jpはクーポン発行しているようで、
適用すると3,000円オフとのこと。大容量HDDを部品で調達してケースに入れてもコスパはよくないという結果になりました。
ただし保証は1年。HDD単体だと保証は2年ですのでこちらがお得です。
ちなみにSeagate社の内蔵HDDをAmazon.co.jpで購入した場合は、
容量税込金額円/TB
1TB5,030円5,030円
2TB6,280円3,140円
3TB7,290円2,430円
4TB8,415円2,103円
6TB12,499円2,083円
8TB19,648円2,456円
10TB44,805円4,481円
12TB63,311円5,276円
※2018年5月30日自社調べ
と、1TBあたりの金額でみると6TBが2,083円と一番コスパがいいようですね。
HDDは消耗品です。HDDケースを利用して、コスパのいい容量のHDDを入れ替えながら使うのも方法です。
用途に合わせてコスパのいいHDDやHDD製品をお選びください!