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アテンド ダルメシアン自動車メール

2017年6月号

かわら版

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2017年も気が付くとすでに5カ月も経過し、いよいよ梅雨の時期になりました。衣替えの季節でもある6月、パソコンやネットワーク機器なども暑さに弱いので積極的に対策を施しましょう。デスクトップパソコンはパソコンや壁や机から離す、ノートパソコンも周囲に物を密着させないなどで熱がこもらないようにしないとですよ。また、意外と無頓着になりがちなのがネットワーク機器。ルーターやハブも熱を持ちます。ケーブルに絡まっていたり、埃にまみれていたりなどで苦しそうにしていませんか?無駄なケーブルの整理や清掃などは障害予防や発生時の早期解決につながります。

今月のメルマガは以下3記事になります。

・いまさら聞けない、あの単語はどう読むの?
・UTMって? それって本当に必要なの?
・ITとはなんだったのか




★☆ いまさら聞けない、あの単語はどう読むの? ☆★
ITの世界はただでさえアルファベットやその略語が多いのに、すさまじいペースで新しい用語も生まれます。ファイルの種類、規約や規則などでは当たり前に利用されていますが、大文字だけの場合は頭語を並べた略語が原則的です。しかし表記や印象の都合もあるので一概に言えません。特に企業名やサービス名などは読みにくく連想しにくいものも多くあります。
まぁ、視覚で確認して意味を理解していればいいのですが、他者と話すときに困る場合もあります。今回はいまさら聞けない読み方をいくつか挙げてみました。
よく見るファイル名
JPEGよみかた:じぇいぺぐ
MPEGよみかた:えむぺぐ
PNGよみかた:ぴんぐ、ぴーえぬじー
GIFよみかた:じふ
BMPよみかた:びっとまっぷ
Wi-Fiよみかた:○わいふぁい ×うぃっふぃー
IEEEよみかた:あいとりぷるいー
ZIPよみかた:じっぷ
よみにくいメーカー名
HUAWEIよみかた:ふぁーうぇい
NVidiaよみかた:えぬびでぃあ
ASUSよみかた:えいすーす
Acerよみかた:えいさー
特殊なキーの読み方
Escよみかた:えすけーぷ
Altよみかた:おると
CapsLockよみかた:きゃぷすろっく


よく目にするものを挙げてみましたが、いかがだったでしょうか。
定番のIT用語辞典 e-Wordsは読み方も意味も詳しく掲載されています。やはり都度調べることが大事ですね。



★☆ UTMって? それって本当に必要なの? ☆★
5/12に大規模なサイバー攻撃が行われ、世界各国での被害がニュースになりました。インターネットが様々な事業においてインフラとなっている現在、このような攻撃は事業に直接的な脅威となります。
巧妙化かつ多様化する攻撃手法において、難しいのがセキュリティ対策です。パソコンなどの利用端末のOSや利用ソフトウェアのアップデート、セキュリティソフトのアップデートと定期的なスキャンをしっかりと行っていても、心配される方も多いことでしょう。運用台数が多いのであればなおさら管理に時間もコストもかかります。
そんな中、最近多く聞くようになったものが「UTM」。Unified Threat Management:総合脅威管理 と呼ばれるもので、多くはネットワークの上流に専用の機材を設置します。UTMには、通信を制御するファイアウォール機能、ウィルス検知機能、不正な侵入を検知する機能、不正なWebコンテンツ閲覧を制御する機能などなど、セキュリティに必要な機能が一式揃っており、安価に月額で利用できるプランもあるようで最近では割と多くの企業で導入が進んでいるようです。運用管理も一台で賄えるなら効率的ですよね。

☆メリット
・なんといっても一台ですべて賄えるのであれば運用管理の手間がかからずコストも下がります
・導入も簡単なものが多く、こちらも手間がかかりません

▲デメリット
・ネットワークの上流に入れるということは、故障したら最悪すべてのネットワークが止まります
・すべての通信を制御するため、ネットワークの速度が著しく低下する場合もあります

教育体制が整っているなどで利用者スキルが一定の水準を保てれば、セキュリティへの注力度もコストも削減が期待できますが難しいケースのほうが多いですよね。目の届く台数であれば、しっかりとしたセキュリティソフトと利用者教育を含めた運用で十分な場合がほとんどですので、台数や利用者スキル、想定する被害の大きさで導入を検討するとよいでしょう。



★☆ ITとはなんだったのか ☆★
企業のITに関しては「業務の効率化」や「正確で迅速な処理」などとよく伺いますが、これらがどれだけ成功しているのでしょうか?
効率化されてミスが排除されれば人も少なくて済みますし、みんなが定時で帰れますよね。ですが、以前より業務が増えていませんか?
例えば…
・帳票類が正確できれいに出力できるため、なんでもかんでも帳票化させてしまい無駄な紙の書類が以前より増加する
・資料作成も同様、必要性の有無を判断せずなんでもかんでも資料化。見やすさなどの過度の要求。
・導入時や入替などの一時的なコストだけで検討してしまい、いつまでも古いシステムに固執するため運用管理の労力とコストが増加する一方
・わからないことを理由として何もやらない社員と、その代わりに業務が増える社員
・セキュリティが緩すぎで脆弱な状態、または無駄に厳しすぎて本来の業務以上の負担
・メールでなんでも連絡してしまい、本来の意図や共有すべき情報が伝わっていない
・パッケージ自体が業務に合わないため、負担だけが増える
・システムやその運用管理、ソフトウェアの操作などは本来の業務ではないからと業務外の負担が増加
・課題の規模を把握しようとせず解決だけを要求するため、担当者は手段がなく途方に暮れる
・管理する情報が取捨選択されずに増えるばかり、その管理への労力とコストが増加

などなど、本来発生することのなかった業務や負担がITによって増加しているケースもありますよね。
コンピューターなんて、単純なことの繰り返しが得意な計算機でしかありません。それを無理に使おうとすればするほど余計な労力が必要になるケースは多いものです。達成すべき目的に対してIT化しないやり方との比較を十分に行う、必要性を十分に検討するなどを必ず行うべきです。必要な個所を絞って自動化すれば、正確かつ迅速な結果を生みますし無駄な労力を発生させません。必要な情報だけを整理して蓄積すれば、ノウハウの形式知化や傾向分析など効果的な情報共有や意思決定支援など有益になるはずでしょう。今からでも遅くありません。業務とITがより合理的になるよう、今一度見直してみましょう。