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アテンド ダルメシアン自動車メール

2022年8月号

かわら版
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連日の暑さが一層身にこたえる8月になりましたが、しっかりと水分と栄養を補給して暑さを乗り切りましょう。
ここ長岡では8/2(火)と8/3(水)に2万発を打ち上げる花火大会が開催されます。去年一昨年が開催されなかったこともあり、今年は多くの人での混雑が予想されます。観覧席に当選された方や近くでご覧になられる方など、まだまだ暑い時期ですのでしっかりと体調を気にされて楽しんでいただけることを願っています。
また遠くからお越しいただく方も多くいらっしゃるかとは思います。ご無理なくお気をつけてお越し願えればと存じます。
今月のメルマガは以下の3記事をご紹介いたします。

・まだまだ続くEmotetにご注意ください!
・専門学校で講義を行いました
・いつ起こるかわからない、通信障害に備える
★☆ まだまだ続くEmotetにご注意ください! ☆★

猛威を振るうEmotetですが、落ち着いたように見えてまだまだ感染を広げていますので、くれぐれもご注意ください。これまで多く見受けられたWordやExcelなどのマクロを利用したファイルを添付、実行してしまうことで感染してしまうものもあれば、Windowsのショートカットファイルや、パスワードをつけたZIPファイルなど、添付ファイルも変化しております。なによりもお取引先様やこれまでやり取りをしていた方から送られてきたメールなので、ついつい添付を開いてしまうことからの感染が多く止まらない状況、不審なメールであれば見分けがつきやすいのですがこれでは困ったものです。
改めまして、Emotetの特徴を挙げますのでご確認ください

  • ・以前にやり取りしていたメールの返信、それも添付ファイル付きで届いた
  • ・よく読むとなにか変だ
  • ・見慣れないリンクが本文にある
  • ・時期でもないのに請求書や本文に関係のない添付ファイルがついている

これまで正常にやり取りをしていたメールの返信を偽装されたなどの場合、当たり前のように添付ファイルを開いたり、リンクをクリックしてのファイルのダウンロードなどもやってしまいがちです。それもあり、ここまで多く被害が広がったことが考えられます。最近においてはショートカットファイルをパスワード付きZIPにして正しい添付ファイルに見せかけるなどの手法も見受けられるようです。


では、どうすればいいのでしょうか?
これまでのように、怪しいメールやその添付ファイルは開かないという常識が通用しなくなりつつあり、利用者数や端末数が多ければ多いほど徹底が難しく感染リスクに脅かされることとなります。少人数や個人利用であれば、WordやExcelなどのOfficeファイルのマクロを自動実行させないよう設定の確認、添付ファイルや本文中のリンクはしっかりと確認、場合においてはお相手に直接電話等で送ったかどうかを確認するなども、手間ではありますが万が一を考慮し判断に悩むようであれば有効でしょう。
利用数が多い場合や詳しいIT担当者不在の場合などは、セキュリティサービスを利用した対策を講じたほうが望ましいです。端末のOSを常に最新にするだけでなく、セキュリティソフトも常に更新して利用するなどを徹底していても、セキュリティソフトメーカーが新種を検知して対策した定義ファイルを配布、更新するまでは無防備です。同一ネットワークに多くの端末が接続されていれば、危ない添付ファイルを開く確率も、感染する確率も高くなります。

Trend Micro Email Securityは、インターネット上にあるメールサーバーの上位で利用するサービスで、危険なメールをメールサーバーが受信する前に保護します。それによって利用者は安心してメールを受信することができるようになります。またいまだに非常に多く受信する迷惑なスパムメールにおいても、高い防御力と誤検知の少なさで、運用における負担を大きく軽減することができるでしょう。
多くのメールアカウントを利用されている組織であれば、このようなサービスと端末にインストールするセキュリティソフトで多段階で防御することが効果的です。費用面も気になるところかもしれませんが、万が一の際に必要な対応だけでなくお客様やお取引先様からの信用面やその回復を、費用面と勘案することが望ましいでしょう。

アテンドでは、ご利用環境や扱う情報、規模や人数などから、最適なセキュリティ環境をご提案いたします。
お気軽に担当営業までご相談ください。

お気軽にお問い合わせください
★☆ 専門学校で講義を行いました ☆★ アテンドではお客様からのご依頼での集合教育、県立機関の委託訓練など、ITの専門的な知識や技術の教育面においても注力してまいりましたが、この度地元の専門学校様からオファーをいただき、IT分野のクラスでの授業を4月から6月までの間に行わせていただきました。
科目は基本情報技術者試験の受験を前提とした「マネジメントと情報化」。内容は...
・システム開発とマネジメント
・サービスマネジメントとシステム戦略
・企業と経営戦略
・OR・IE
・企業会計
・法務と標準化

お借りしたテキストは非常によくできており、実務経験を踏まえた内容を交えて講義を行いました。会社や組織への就労経験がないと理解が難しい内容に思えましたが、皆さん真剣に授業に臨んでいただきました。これらの学習は、システム開発や運用にあたっての考え方や課題への取り組み方、考え方の基礎でもあり、情報化における標準的な知識や検討方法、さまざまな規約や法律、ツールなど、実務において経験を重ねるごとに必要となる分野になるのかと思います。
自社での業務においても、この分野を学んだものとそうでないものとでは、考え方だけでなく遂行能力やまとめかたなど多くの面で違いを感じられます。初学の方には簡単な内容ではありませんし、他の授業と並行しての学習は大変だったことでしょう。しかしながら、興味があるからこそ続けられて身につきます。将来のIT分野を担う若者たちが基本情報技術者試験を乗り越えて、社会で大きく活躍されることを願っております。
★☆ いつ起こるかわからない、通信障害に備える ☆★

先日、KDDIで大きな通信障害が起こり、不便な思いをされた方も多いでしょう。この通信障害は、通信ネットワークの保守・管理のため、機器の交換を行っていた際に不具合が起きたことが原因とされ、完全復旧には約86時間かかったと報じられています。
その間、auをはじめ、UQ mobileやpovoなどの回線を使用する一般ユーザーは相手と連絡が取ることができず、法人においては、気象庁のアメダス、銀行のATM、貨物列車の運行、宅配便の荷物追跡システム、車とネットをつないでサービスを提供する「コネクテッドサービス」など、携帯電話の通信を活用したサービスの一部が相次いで利用できなくなるなど、最大3915万回線に影響が出たとされています。
そんないつ起こるかわからない通信障害も災害の一つと考え、今回はスマートフォンでの対策を3つご紹介します。


① Line Out Freeを使う
急ぎで電話をしないといけない場合に役に立つのがLINE Out Freeです。
無料通話アプリLINEで、広告を見ると一定時間無料で1日5回まで、LINE利用者以外でも国内外問わず電話をかけることができます。
登山中遭難した人が、この機能を使って知り合いと連絡を取って救助を呼んでもらったというのもニュースになっていました。
LINE Outはこちらから

② 公衆Wi-Fiを使う
無料で使用できるWi-Fiサービス
・大手キャリア:docomo、ソフトバンク、au (いずれかの対象プランに契約していれば無料)
・コンビニエンスストア:セブンイレブン、LAWSON、ファミリーマート
・ FREESPOT
Wi-Fiは使える場所が限られているので、各サービスホームページで使える場所を確認しておきましょう。

③ デュアルSIMで複数回線を持つ
デュアルSIMとは、1台のスマートフォンにSIMカードを2枚搭載することです。
通常使う回線とは別のキャリアの回線を借り受けている格安プランを使ったり、データ通信のみの格安プランに契約して、通話と通信を使い分けたりでき、通信障害等で片方がつながらなくなっても、もう一枚のSIMに切り替えることで通信できる状態を確保できます。
また、通信費を抑えることもできる場合もあるので、これを機に検討してみてもいいかもしれません。
ただし、デュアルSIMにするには対応機種を持っている必要がありますので、次に買い替えるときの候補として考えてみてはいかがでしょうか。

今はいつでも好きな時に連絡を取り合うことが当たり前になってしまっています。しかし、その便利さゆえに、その手段がなくなったときのことを考えておくことが重要です。
どんな手段があるかを知ったり、普段よく行くところの公衆電話の場所を把握したり、よくかける相手の電話番号をどこかに控えておいたり、ちょっと準備しておくだけで、実際にその立場になったときに慌てずに済みます。気付いた時がチャンス。できそうなことからやってみましょう。


【おまけ】防災豆知識
これまでお伝えしたのは、通信障害が起こった時の回避術ですが、天災などですべての回線がつながらなくなった場合に覚えておきたいのが00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)です。
これは、災害時にドコモ、au、ソフトバンクの携帯キャリアが垣根をこえて無料開放する、公衆無線LANサービスです。
「いのちをつなぐ 00000JAPAN」はこちらから
あくまで安否確認のために解放されるものなので、節度を持って使用しましょう。