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盛暑の候となり、いよいよ夏らしくなってきました。屋外室内問わずに普段から水分をしっかりと補給し健康管理にお気を付けください。 また、今月からさまざまに値上げが実施されるようです。電気やガス、水道などのインフラやガソリンなど毎日使うものは節約しようにも難しいですよね。 ですがこれを機に、仕事も生活もそのフローを快適かつ無駄のないように見直してみてはいかがでしょうか。 今月のメルマガは以下の3記事になります。
皆さんはリモートワークしていますか? コロナ禍になってからリモートワークの実施を推進する会社が増えましたが、インターネット上にある様々なデータから調べてみたところ、ピークで3割程度だったリモートワークは現在は2割弱程度。緊急事態宣言などの時期に実施率が上がり、解除されると下がるような振れ幅のあるデータのようです。今後も一定の実施率が維持されるか否かはわかりませんが、確かに都心部においては、通勤が必要なくなることだけでなく、一部ではオフィスが必要なくなるなどもメリットとした意見として挙がっていました。ですが少し時間の経過した今現在においてはどうなのでしょうか。 海外に目を向けますと、アメリカの完全リモートワーク率は一時期は6割程度だったものが、現在は4割弱程度。週に数日をリモートワークとするハイブリッドな組み合わせが多いそうです。そして大手のシリコンバレー拠点では、オフィスへ出勤しての業務を再開する動きが目立ってきています。週3日のオフィスワーク、2日のリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークを基本とする動きのほか、テスラ社では在宅勤務希望者は40時間/週のオフィス勤務が命じられたなどのニュースがありました。そして日本の企業においても週の出勤数を増やす、または週5日の完全オフィスワークに戻すなどの動きも目立ってきました。 上述した通りにオフィスの賃料や交通費の支給など、経営層においてはコスト面でのメリットもあったのかもしれませんが、やはり生産性が低下したことを数値で判断したのではと推測します。小さなことにおいてもそうなのですが、同じオフィスなら見渡せば動きがわかりますし、声をかければなにかとすぐに確認が可能、簡単な打ち合わせもすぐにできてしまいますが、チャットなどのコミュニケーションツールを利用して日時を調整しての打ち合わせや会議、ちょっとした確認もマネージャーくらいのポジションであれば一対多でのツールでのコミュニケーションが必要。そして状況を細かに管理したい管理職においては、見えない部下を画面上で確認するよりも出社してもらったほうがありがたいのかもしれません。ましてやワクチン接種が進むにつれて、生産性が低下する(かもしれない)リモートワークであれば、働いている姿を目で確認でき、すぐに指示を出せるオフィスワークを選択したがるのではないでしょうか。 確かに外部の影響を受けずに(自宅のお子さんやぺっとを除く)集中して作業に取り組める環境が自宅にあるのであれば、生産性は上がるのかもしれませんが、プロジェクトやそのチームにおいての意思疎通にかかる時間は目の前に向き合っての言語でのコミュニケーションにかなうものはないのではと思います(個人の主観です)。ましてやテック企業においては開発にもスピードが求められますので、なおさらでしょう。 この部分においても一律的でなく最適化を再考してはどうかなと考えます。プロジェクトとその進行に複数人のチームかつ速度が求められるのであれば、オフィスワークを原則的として、その必要がないならリモートワークを可能とするなどでの最適化が望ましいのではと思います。 さて皆さんのオフィスはいかがでしょうか。時代に変化対応することももちろん重要ですが、そのうえで働きやすく成果の出る最適な方法を検討してみませんか。
ワクチン接種が進むことで感染者数の増加も抑えられているようで、リモートワークから通常出勤へ切り替わったかたもいらっしゃるかと思います。また、リモートワークが当たり前となって、今後も継続される会社さんもあるのではと思います。さてそんな皆さんの会社において電話対応はどうされているのでしょうか? 様々かとは思いますが、完全リモートワークとしたくても固定電話のために出勤する社員さんが必要だったり、リモートワークの社員さんからも折り返しなどの電話ができるように会社でスマートフォンを支給したり、転送などの手段は良かったが、特定社員ばかりに負担が偏ったなどなど。ハンコ問題と同様に面倒になっているかたも多くいらっしゃるのではないでしょうか。また転送などすでに対応したけど、何かしら問題や課題などお持ちの方もいらっしゃるのかとも思います。 例えば、社内のどなたかが電話を受けてリモートワーカーに連絡、携帯から折り返させる方法は、間に合わせにはよいのかもしれませんが回りくどく手間ですよね。ほかにも転送電話サービスを利用する方法もあります。こちらは会社への電話が社員のスマートフォンなどに転送できますので、リモートワークでも社内のように受電が可能となりますが、転送料金がかかることがデメリットになります。 解決策も現在においては様々な会社様からサービスが提供されており、むしろどれを選んでいいのかわからないくらいです。とはいえ電話といえばNTTなのでNTT東日本のサービスを探してみたところ「ひかりクラウドPBX」というサービスがありました。こちらはスマートフォンで会社番号での発着信が可能になるサービス、スマートフォン1台で ・これまでの携帯番号 ・会社の番号 ・内線番号 の3種類が利用できるようになる、大変便利なサービスのようです。気になる料金は初期:24,750円~、月額:20,955円~、そしてウェブサイトには社内の稟議が承認されるまでの無料サポート付きという担当者が泣いてよろこぶサービスです。詳しくは以下のリンクからご覧いただけます。
内線通話機能・PBX機能のクラウドサービス ひかりクラウドPBXはこちらから
しかしながら今回、もっと安価で便利(と思われる)サービスを見つけました。 Microsoft Teamsで外線電話が実現できるサービス「Direct Calling for Microsoft Teams」です。 こちらは、コミュニケーションツールである「Microsoft Teams」のパソコンやスマートフォンアプリで利用が可能、そしてPBXなどの設備工事も不要、固定番号のほか050番号も利用可能です。
Direct Calling for Microsoft Teams はこちらから
使ってみました! 今回試験的にこちらのサービスを利用、050番号を取得して複数人で利用してみました。用途として専用番号を用意、そこにかかってきた電話を複数人で受電対応するというものです。初めてなのでサッパリわからずにとりあえずNTTさんからNTTコミュニケーションさんをご紹介いただき、用途を説明。わざわざご来社くださり丁寧に説明いただきました。この時点でおおよそ分かったこととして 月額330円/ID、初期費用3,000円 IDの個数分の番号が振りだされる 1番号に対して複数に転送可能 MicrosoftTeamsは法人向けのMicrosoft365契約が必要(Parsonalはダメらしいです) ユーザー側の初期設定がPowerShellでの操作が必要、設定代行は55,000円で頼める ということは、専用番号として1ID、あとは人数分のIDを契約して専用番号から全員に転送すればよいということみたいです。また人数分のMicrosoft365の契約が必要とのことですが、こちらも一緒に申し込めました。ユーザー側の設定として初回にPowerShellによる操作が必要、大丈夫か確認するくらいに難しそうで設定代行料金もそこそこです。 申し込んで1週間強にて開通案内が届きました。はりきって設定をと望みましたが、うーん…。Microsoft365の利用と機能追加などの操作はMicrosoft365管理センターというものが用意されており、案内に従い設定は終わったようなのですが、やはり強敵はPowerShellによる設定操作。PowerPointで作られたと思われる設定案内に詳しく記載されており、それに従えばよいかと思っていました。案内のコマンドライン例をテキストエディタに張り付けて必要な情報を書き換えてPowerShellに貼り付ける… かんたんに考えていました。すみません。 案内のコマンドライン例をコピーしてテキストエディタに貼り付けるとオプションなどのハイフンが欠損する?カンマやハイフンなどの記号がおかしくなる?あれ?自分の環境だけでしょうかね、これ。大変すぎます(個人の感想です)。エラーが出るたびにブツブツ文句を言いながら、どうにか設定を終えることができました。設定代行費50,000円の価格を理解しました。
さてようやく利用できるようになりテストしました。デスクトップパソコンにBluetoothで片耳タイプのヘッドセットを接続して利用しましたが、普段作業しているパソコンのアプリで応答できる環境は大変便利ですね。通知で視覚的にも着信を確認できて、そのままヘッドセットで受電。非常にスムーズです。音声もクリアに聞こえて相手のほうもきれいに聞こえているとのことで安心しました。アプリケーションで電話ができるってこんなに便利なものなんですね。普段からパソコンに向き合う仕事であればこれはおすすめです。 社内の工事が不要で、手続きだけで完了。唯一PowerShellの設定が難しいことがデメリットかもしれませんが、代行も頼めますので安心です。 ハイブリッドワークにも「Direct Calling for Microsoft Teams」はおすすめです。